第13回おすすめ書籍発表!新渡戸稲造氏著、奈良本辰也氏訳・解説「武士道」
みなさんこんにちは。
臥龍健(がりゅうけん)です。
このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中から厳選した一冊をご紹介致します。
本日の一冊はこちら。
「武士道」です。
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新渡戸稲造氏の経歴から。
新渡戸氏は教育家、思想家で1862年9月1日に岩手県の盛岡でご生誕されました。
東大教授や東京女子大、国際連盟事務次長、太平洋問題調査会理事長などを歴任。
著作は今回ご紹介する「武士道」の他に「農業本論」などがあります。
カナダで72年の生涯を閉じました。
訳者、解説者の奈良本辰也氏も簡単にご紹介致します。
奈良本氏は日本の歴史学者です。
京都帝国大学を卒業し、
立命館大学教授、部落問題研究所所長、京都イングリッシュセンター学院長などを歴任します。
2001年に亡くなられるまでに多数の書籍を発表しました。
本書の構成は17の章から成り立っており、とても読み応えのある一冊になっております。
本書は米大統領のセオドアルーズベルトも愛読していたという逸話もあります。
「武士道」は明治に発表されただけあって、
当時日本人がどういう文化を持ち
どのような思想を持って生きているのかという世界に対するイメージが固まっていないときにの翻訳されたので、
「外国人から見た日本人像」を知るにはもってこいの一冊だと思います。
だからといって外国人だけが読む本かと言うと、私は決してそうではないと思います。
このブログを閲覧されている大多数の日本人にはどんな血が流れているのかを知ることが
グローバルな世界になった現代においてそのアイデンティティを理解し確立するために不可欠であり、
本書は日本という国そのものやその文化、思想を深く理解するのにうってつけの一冊になります。
特にこれから海外で活躍したい、多くの他の国の文化の違う人々と触れ合って生きていきたいという方には必読書だと思います。
確かに、この本の初版が明治なだけあって現代では受け入れられないような表現や思想があるかもしれません。
学ぶべきところは学び、活かすべきところは活かす。
情報過多な現代に生きる我々が日常的に行なっている取捨選択をしながら本書を学べば、
きっと何度読んでも新しい発見があることと思います。
そして逆に、日本人が忘れている大切なことを再確認させてくれる一冊だと思います。
その大切なことが何なのかは、あなたがこの一冊を直接手に取って確かめてみてください。
その答えはこの本の中にあります。
ご興味を持たれた方は是非ご一読下さい。
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さて今回の記事もいよいよ終盤になって参りました。
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回の投稿でお会い致しましょう。
【次回予告】
次回は、童門冬二氏著「将の器 参謀の器」をご紹介致します。お見逃しなく!
臥龍健(がりゅうけん)でした。