臥龍健(がりゅう けん)のおすすめ書籍紹介

年間200冊の本を読む臥龍健が、厳選したオススメの一冊をご紹介します。

第9回おすすめ書籍発表!諸富祥彦氏著「『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、

 

年間に読む200冊の本の中から厳選したおすすめの書籍を紹介しようと思っています。

 

さて今日も、実に学びがいのある一冊をご用意しました。

 

それがこちら。

 

諸富祥彦氏著の

「『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉」

です。

 

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著者の諸富氏は1962年に福岡でご生誕されました。

 

筑波大学大学院博士課程修了後、

 

千葉大学教育学部助教授を歴任された後

 

現在は明治大学の文学部教授です。

 

教育学博士や臨床心理士でもあり、

 

日本トランスパーソナル学会会長や日本カウンセリング学会理事なども勤められております。

 

著書も本書の他に複数出版されております。

 

本書の主人公であるビクトール・フランクルも簡単にご説明しましょう。

 

ビクトール・エミール・フランクル(Viktor -Emil Frankl)は

 

オーストリア精神科医であり心理療法です。

 

フランクル第二次世界大戦の時にナチスの手によって

 

強制収容所に捕らえられてしまいます。

 

しかしその間に人間観察や思考を繰り返し、

 

その経験を元に精神科医であり心理療法家という立場から

 

「夜と霧」などの書籍を執筆します。

 

本書はその時に記述された「夜と霧」を元にそこに記された言葉を紹介する形で編まれました。

 

心理療法家、精神科医という立場から編まれた本書は、

 

どの言葉にも迫力があり、また学ぶべき点が多い本です。

 

本書の構成は10個の章に分かれており、

 

それぞれの章にフランクルの言葉が記載されています。

 

一つの言葉が1ページ以内に収まっておりとても読みやすく

 

スペースもあるので読んでいて感じたことなどを書き込むなどして

 

読み方を工夫することもできます。

 

この本は人間の本質的で多くの人にとって大切な部分に言及しています。

 

章の例をあげると、

 

愛することについて、生きることの「むなしさ」について、

 

生きる意味について、仕事について、人間について

 

神についてなどです。

 

極限状態のナチスの収容所から得た実体験を元に書かれた本書は、

 

多くの人の人生観に説得力を持って訴えかける目に見えない力があると

 

本書を読んでいて感じました。

 

100人の人間がいれば100個の価値観がある多様化した現代だからこそ、

 

心の悩みを抱える人もその悩みの幅も時代とともに増えてきたのは間違いありません。

 

比較的平和な時代だからこそ、生じる悩みもあると思います。

 

そんな時に戦時中という生きるか死ぬかの極限状態で生まれたフランクルの言葉は、

 

あなたの悩みを根本的なところで解決してくれる可能性を秘めています。

 

この本をよんで悩みが完全に無くなるかというと、そうなればもちろん理想ですが、そうなるとは言い切れません。

 

一生懸命に生きていれば生きているほど悩みは生まれてくるでしょう。

 

しかし、人生を生きていて悩みにぶつかった時、

 

改めてこの本を開いてみることで新たな発見、そして成長があることでしょう。

 

本書は、人生を一生懸命に生きようとしているあなたにこそ読んで頂きたい。

 

そして本書は生涯を通して寄り添ってくれるパートナーであり武器になります。

 

ご興味を持たれた方は一読してみてはいかがでしょうか。

 

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いよいよこのブログも終盤に差し迫って参りました。

 

私は主にTwitterFacebookで活動しており、読書をしていて感じた雑感などを発信しています。

 

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今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回の投稿でお会いしましょう。

 

【次回予告】

次回は、馬場啓一氏著「人間の品格」をご紹介致します。お見逃しなく!

 

臥龍(がりゅうけん)でした。