臥龍健(がりゅう けん)のおすすめ書籍紹介

年間200冊の本を読む臥龍健が、厳選したオススメの一冊をご紹介します。

電子書籍出版!「灼熱の人生 情熱を呼び起こす36のヒント」

皆さまこんにちは。


臥龍健(がりゅうけん)です。


本日は書籍紹介ではなく、皆さまに大事なお知らせをお伝えしようと思います。


今回、コロナウイルスが蔓延し、自分が何か社会に対して今までの経験を活かし還元できないかと思いkindleストアにて電子書籍を出版致しました。
(299円 kindle unlimited)


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本書は36のテーマから成り立っており、熱い情熱を持っ

て後悔のない人生を生きていくためにはどういう考え方が必要か、そしてどういった生き方をすれば良いかということについて書かれています。

 

 

どんな思想や哲学を持って生きても同じ一生です。

 


どうせ生きるなら、誰もが幸福に生きたいはずです。

 


では幸福に生きるために、そして後悔のない人生を生きるためには何が必要なのか。

 


その大きな要因の一つが、情熱です。

 


万物を揺るがす可能性を持つ情熱。

 


どんな社会的変革も1人の人間の情熱によって生み出されてきました。

 


お金を失っても、また稼げば良いだけです。

 


年齢を重ねても、経験が残ります。

 


しかし生きる意欲、情熱を失ってしまうと、もう前には進めません。

 


生きる意欲、情熱は万人に普遍的に必要なものなのです。

 


私は本書を、生きる情熱を失いかけている人やさらに自分の人生を輝かせたいと真に願う1人でも多くの人に捧げます。

 


「例え今、一時的にその壁を避けて別の道を歩んでも、同じような壁にぶち当たったときにまた苦しくなるだけです。どんな成長にも痛みは伴います。痛み無き成長は虚像です。苦しみを真正面から受け止めて、逃げずに戦い抜きましょう。その苦しみの先に、あなたの目指す生き方はあるはずです。」(本文より)

 

 

人生は決して良いことばかりではありません。

 


嫌なことや辛いこともあります。

 


それでも人生は続いていくのです。

 


世間にはあなたに心ないことを言う人もいるでしょう。

 


しかしそんなことであなたという無限の可能性を打ち砕いてしまわないでください。

 


どうせ生きるのなら、熱く生きたい。

 


そう願う全ての人にとって、本書が何かのきっかけになればこれ程嬉しいことはありません。

 


この本を読んだからと言って、何かがすぐに変わることはないかもしれません。

 


しかし、あなたが様々な困難に突き当たり本当に苦しくて逃げ出したいと思う時に、本書はきっとあなたの役に立つはずです。

 


私はこの本を通して、あなたの心に寄り添い続けます。

 


そして、共に闘います。

 


あなたが最高の人生を送るために、そして誰か1人が幸せになるのではなく、1人でも多くの人が幸せに生きるためにこの本を書きました。

 


忘れかけていた情熱を、この本を読んで燃え上がらせて下さい。

第20回おすすめ書籍発表!池田貴将氏編訳「覚悟の磨き方 超訳吉田松蔭」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中からおすすめの書籍をご紹介していきます。

 

本日も素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

それがこちら。

 

池田貴将氏編訳の

「覚悟の磨き方 超訳吉田松蔭」

です。

 

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まずは簡単に、この本の主人公である吉田松蔭についてご説明したいと思います。

 

吉田松蔭は日本で1830年に生まれた武士、思想家、教育者です。

 

松下村塾にてその後に巻き起こる明治維新の動乱を担う者たちに多大な影響を与えました。

 

そこから明治維新の立役者として知られています。

 

29歳でその生涯を終えるまでに多くの人に影響を与え続けました。

 

本書の構成は6つの章に分かれており、それぞれの章に複数の節、言葉が並べられています。

 

詳しく言いますと、章の題名は心、士、志、知、友、死という人生の大きなテーマに分かれており、

 

それぞれの章に吉田松蔭の文献を基にした言葉が並べられていると言った感じです。

 

どの言葉も本質を捉えており、輝きを放っています。

 

文体も、吉田松蔭自身の言葉を現代語訳している為非常に読みやすく、

 

現代においても通用する内容となっています。

 

現代は歴史上という観点から見ると比較的平和な時代です。

 

しかしその平和の裏にどんなドラマがあったのか。

 

どんな志を持ち、どんな生き方をし、どんなことを考えていた人がいたのか。

 

そんなことが本書を読むことで分かってきます。

 

現代に生きる我々は先人たちが血や汗に変えて作り上げてきたこの世界をどう生きるべきか。

 

そんなきっかけを与えてくれる一冊です。

 

「きっかけ」という言葉が出てきましたので、

この本を初めて読んだ私がどうなったのかを少しお話ししたいと思います。

 

私は今でこそ年間に200冊の本を読んでいますが、その本を読むきっかけとなったのが本書です。

 

本書を手に取って学んだことをきっかけに、自分の心に情熱の火が灯り、

 

このままの生き方ではいけないと思い立ったのがきっかけでした。

 

まさに生き方を変えた一冊です。

 

初めてこの本に出会ったことをきっかけに、様々な本を読むようになった現在でも時より読み返して

 

原点に帰っています。

 

あなたがまだこの本に出会っていないなら、ここで私からの紹介という機を逃さず1秒でも早くこの本を読んで頂きたい。

 

何度も何度も読み直して、あなたの人生の支えにして頂きたい。

 

それほど大きな可能性、エネルギーを秘めた一冊です。

 

ご興味を持たれた方は是非ご一読下さい。

 

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さて、今回の記事もいよいよ終盤に差し迫ってまいりました。

 

私は主にTwitterFacebookで活動しており、読書をしていて感じた雑感などを発信しています。

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次回の投稿でお会いしましょう。

 

臥龍健(がりゅうけん)でした。

 

 

第19回おすすめ書籍発表!洪自誠著 祐木亜子氏訳 「中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中からおすすめの書籍をご紹介していきます。

 

本日も、素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

それがこちら。

洪自誠著 祐木亜子氏訳

「中国古典の知恵に学ぶ菜根譚

です。

 

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この本の原著となった「菜根譚」は、約1600年ごろに洪自誠によって編まれた処世訓です。

 

日本に伝わった江戸時代より、多くの人々に読まれながらその人生を豊かなものにしていきました。

 

洪自誠は、儒教・仏教・道教について学んでおり、そこから得た知識をもとに「菜根譚」を書き上げました。

 

その努力が原著である「菜根譚」がより多くの人に受け入れられ、その人生を輝かせる所以となっています。

 

本書はそんな「菜根譚」を、現代人に分かりやすく、読みやすくした一冊です。

 

いきなり原著の「菜根譚」を読むのは難しいという人にとって入門ともなる一冊だと思います。

 

ここで原著「菜根譚」の著者である洪自誠について簡単にご紹介しましょう。

 

洪自誠は中国明代の著作家です。

 

本名は洪応明で、自誠は字です。

 

生没年は諸説あり、万暦年間(1573年から1620年)の人物とされています。

 

儒教道教、仏教に精通し、生涯をかけて学び続けました。

 

著作は今回ご紹介する本の原著となった「菜根譚」の他、「仙仏奇踪」4巻などがあります。

 

本書の構成は8つの部に分かれており、その中に複数の言葉が約1ページに渡って書かれています。

 

余白もあり、書き込みながら学ぶこともできるでしょう。

 

部については、人とのかかわりにについてから幸福についてなど、普遍的で多くの人にとって当てはまる内容になっています。

 

原著は明代に書かれた本でありながら、現代でも活用することができる言葉が溢れています。

 

なぜ現代にも通じるものがあるのかというと、それは洪自誠が人間に焦点を当てているからだと思います。

 

時代が移り変わると同時に、技術は日夜進歩してライフスタイルも物質的な面も変わっていくでしょう。

 

しかし、そこにいるのはいつでも人間です。

 

どんなに時代が移り変ろうとも、人間の心は普遍であり、変わりようがありません。

 

嬉しければ喜ぶし、悲しければ泣くし、苛立てば怒ります。

 

そんな普遍的な人間の心に焦点を当てているからこそ本書は時を超えて多くの人に読み継がれているのだと思います。

 

読書は時間も場所も超越します。

 

現代に居る私たちでも中国で数百年前に書かれた本書を学ぶことができるのは本当に幸運なことです。

 

この本を知ったという幸運を逃さずに、是非お手元に置いて事あるごとに読み返し、一生にわたって本書を味わって頂ければと思います。

 

ご興味を持たれた方は是非ご一読下さい。

 

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さて、今回の記事もいよいよ終盤に差し迫って参りました。

 

私は主にTwitterFacebookで活動しており、読書をしていて感じた雑感などを発信しています。

 

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今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回の投稿でお会い致しましょう。

 

【次回予告】

次回は、池田貴将氏著「覚悟の磨き方 超訳吉田松蔭」をご紹介致します。お見逃しなく!

 

臥龍健(がりゅうけん)でした。

 

第18回おすすめ書籍発表!白取春彦氏編訳「超訳 ニーチェの言葉」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中から厳選したおすすめの一冊をご紹介していきます。

 

今回も素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

それがこちら。

 

白取春彦氏編訳

超訳 ニーチェの言葉」です。

 

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ニーチェは本名フリードリヒ・ニーチェと言います。

 

ドイツの哲学者、古典文献学者であり1844年に当時のプロイセン王国に生まれました。

 

1864年ボン大学に進み、神学部と哲学部に籍を置くことになります。

 

その後1869年に24歳という若さでバーゼル大学の古典文献学の教授として招聘されます。

 

十年で古典文献学の教授を辞職した後哲学者として病と闘いながら一生を送ります。

 

有名な著作ではツァラトゥストラはかく語りき」「善悪の彼岸」「人間的な、あまりに人間的な」などがあります。

 

本書の構成は10個の章に分かれていて、それぞれの章にニーチェの言葉が約1ページに渡って紹介されています。

 

書き込みをするスペースもあり、自分が感じたことや書き残しておきたいことを書いておくこともできます。

 

ニーチェと聞くと、少し堅苦しいイメージを感じるかもしれません。

 

しかし本書は、現代に生きる我々にとって理解しやすいように現代語訳されており、

 

一つ一つの言葉が比較的短いため滑らかに読んでいくことができます。

 

この本だけでニーチェの全てが分かるという本ではありませんが、ニーチェを知る入門書として読んで頂きたいです。

 

私がこの本を読んでいて思ったのは、章題がとても普遍的なものになっているので

 

多くの人に読んで頂ける一冊になっているということです。

 

章題の例をあげると、「生について」「愛について」「心について」などです。

 

多くの人に共通する章題になっているので、書かれていることを自分事として捉えることができると思います。

 

この自分事として捉えられるかどうかというのがとても大事なところで、

 

あまりにも現実離れしている本では(SFなどそれを売りにしている本もありますが)自分事として共感できず

 

共感出来ないから記憶に残らないという悪循環に陥ってしまいます。

 

その点この本は人間として呼吸をしていれば万人にとって避けては通れないことについて書かれているので、

 

多くの人に共感して頂ける一冊になっていると思います。

 

ニーチェという人物が居たのは知っているけれど難しそうで中々手が伸びないという方に

 

本書をきっかけにニーチェの世界に飛び込んでみて欲しいと思います。

 

ご興味を持たれた方は是非ご一読下さい。

 

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さて、今回の記事もいよいよ終盤に差し迫って参りました。

 

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【次回予告】

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臥龍健(がりゅうけん)でした。

第17回おすすめ書籍発表!ダニエル・ピンク氏著「フリーエージェント社会の到来 雇われない生き方は何を変えるか」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中からおすすめの書籍を発表していきます。

 

本日も素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

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ダニエル・ピンク氏著

フリーエージェント社会の到来 雇われない生き方は何を変えるか」

です。

 

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ダニエル・ピンク氏は1964年にアメリカで生まれました。

 

ノースウェスタン大学を卒業し、エール大学ロースクールで法学博士号を取得します。

 

クリントン政権下で労働長官の補佐官兼スピーチライターや

 

副大統領主席スピーチライターなどを歴任します。

 

現在はワシントンポストなど様々なメディアに多様な記事や論文を執筆しており、

 

ご家族とワシントンD.C.にお住まいになっております。

 

本書の構成はプロローグから始まり

 

第5部まであります。

 

それぞれの部の中に19章が組み合わさって総計394ページに渡って成り立っています。

 

個人的には英語の原著を和訳したと言うこともあり、解読や通読に根気がいる本ではあると思いました。

 

しかし、その題名にも現れている通り雇われない生き方を模索している

 

新たな選択肢や生き方を模索している人にとってはとてもためになる本だと思います。

 

インターネットが普及し、ネットインフラも整いつつある現代において

 

今までの時代のように会社に雇われて一生その会社のために自分の時間を供給する生き方だけが全てでは無いと思います。

 

本書の中でも出てきますが、世界の先進国であるアメリカでは既に本書が初めて執筆された時点で

 

多くの人々がこの新しい生き方、働き方を実践していると言います。

 

文化流水理論(文化は高いところから低いところに流れていく)に則って考えてみれば、

 

日本より先進的と言われているアメリカでそう言った働き方が実際に適用されていると言う事実があり、

 

日本でもそのような働き方が普及していくのは時間の問題と言えるでしょう。

 

実際に、フリーランスなどの言葉が生まれ、組織に所属せずに個人で仕事を受注していく人も多くなってきました。

 

どんな革新的な文化も、その文化が適用される初期にはいかがわしいなど偏見の目を向けられたり

 

否定的に捉えられることがあります。

 

本書で紹介している「フリーエージェント社会」という文化もその一つ。

 

特に今までのやり方に慣れている人にとって新しいものは脅威と映ります。

 

しかし、このブログを読んでいるあなただけはそのように自分で調べもせずに手放しに批判する人にはならないで欲しいです。

 

きちんと学び、新しい文化を取り入れつつそれを活かし、自分の生活をより豊かにするきっかけにして行くのです。

 

そのためにはまず知ると言うこと。

 

時代とともに働き方が変わって行くのは当たり前です。

 

それは歴史が証明しています。

 

あなたもこの本をきっかけに新たな自分の可能性を探求し、理想的な豊かな生活を手に入れて下さい。

 

ご興味を持たれた方は是非ご一読を。

 

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さて、今回の記事もいよいよ終盤に差し迫って参りました。

 

私は主にTwitterFacebookで活動しており、読書をしていて感じた雑感などを発信しています。

 

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本日もも最後までお読み頂きありがとうございました。

 

それでは次回の投稿でお会い致しましょう。

 

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臥龍健(がりゅうけん)でした。

 

 

第16回おすすめ書籍発表!山本七平氏著「指導者の帝王学」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中からオススメの書籍をご紹介します。

 

今回も素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

それがこちら。

 

山本七平著の

「指導者の帝王学です。

 

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山本七平氏は1921年に現在の東京都世田谷区三軒茶屋で生まれます。

 

太平洋戦争中のため、青山学院専門部高等商業学部を21歳で繰り上げ卒業します。

 

1947年に帰国後、聖書学を専門とする山本書店株式会社を創業します。

 

様々な著作を残した後、1991年に膵臓癌で亡くなられます。

 

本書の構成は「はじめに」と「おわりに」が無く、4つの部、12の章から成り立っています。

 

日本文化と社会を分析する山本氏の哲学は「山本学」と称されるほどでした。

 

本書はそんな「山本日本学」の魅力が凝縮されており、何度読んでも新たな発見に驚かされます。

 

本書の狙いは、読者に

「あなたは岐路に立たされたときどうするか」

 

という答えがあるようで無い疑問をぶつけ、考えさせることにあります。

 

そしてそのヒントとなるのが本書で紹介される名だたる偉人達の選択なのです。

 

織田信長

上杉鷹山

石田梅岩

渋沢栄一など。

 

先人達の知恵を学ぶことは意義があります。

 

確かに、偉人達が置かれた環境、育った環境、TPOなど全てが読者と全く同じとは限りません。

 

だから一見、歴史を学んでも意味はないとあなたは言うかも知れないです。

 

しかしその意見に私ははっきりとNOと言いたいです。

 

確かに、別の人格で環境も違えば本書で学んだ経験が役に立つかはわからないです。

 

しかし、その視点は歴史を学ぶ本質とはかけ離れています。

 

偉人や歴史から学ぶ意義、その本質はその選択の背後にどのような思想的な軸があったかを推察し考えることだからです。

 

その本質が分かれば、その本質(考え方)に照らし合わせてこの本を読んだ後の生活に活かすこと、応用することができるのです。

 

学校の歴史の授業では多くの場合「何年に何があった、誰が居た」程度のことしか教えません。

 

それは教科書が全体の流れを把握させることに重きを置いているからだと思っています。

 

単純な暗記の繰り返しになればそれは面白くなくなるのもあたりまえです。

 

本書は、以前このブログでご紹介した「将の器 参謀の器」と同じように

 

歴史があまり好きではなかったと言う人に読んで頂きたいです。

 

どんなに崇められている偉人達も私達と同じ人間です。

 

私達と同じように喜び、悲しみ、怒り、笑い、その人生を謳歌してきました。

 

そこにある人間ドラマに想いを馳せ、歴史を新たな視点から見つめ直すきっかけになるのが本書だと思います。

 

もう一度繰り返しますが、歴史を学ぶ上で大切なことは

 

「その選択の裏にある思想的な軸」

 

を捉えることです。

 

 

あなたも本書を手に取って、その思想的な軸が何なのかご自身の目で確かめてみて下さい。

 

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さて今回の記事もいよいよ終盤に差し迫って参りました。

 

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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回の投稿でお会い致しましょう。

 

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臥龍健(がりゅうけん)でした。

 

 

第15回おすすめ書籍発表!渋沢栄一氏著 道添進氏編役「論語と算盤 モラルと起業家精神」

みなさんこんにちは。

 

臥龍健(がりゅうけん)です。

 

このブログでは毎回、年間に読む200冊の本の中からオススメの書籍をご紹介していきます。

 

今回も素晴らしい一冊をご用意致しました。

 

それがこちら。

 

渋沢栄一氏著、道添進氏編訳

論語と算盤 モラルと起業家精神

です。

 

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この本は1916年に初版が発行された「論語と算盤」を

 

道添氏が編訳し、現代を生きる我々が読みやすいように噛み砕いた一冊になります。

 

渋沢栄一氏は実業家、慈善家で1840年に埼玉県で生まれました。

 

江戸時代末期に当時の農民という身分から武士に取り上げられ

 

明治政府では井上馨のもとで財政政策を行います。

 

その後実業家に転じた渋沢氏は第一国立銀行などの数多くの企業の経営に携わり

 

さらに様々な大学の創設にも関わります。

 

それらの数多くの功績を持って「日本資本主義の父」という異名で親しまれ

 

2024年に発行される新紙幣の1万円札の顔にもなります。

 

本書の構成は3部に分かれており、その中に複数の章、節が組み合わさって成り立っています。

 

原著である1916年に発行された初版から、様々な人物が現代語訳を試みていますが、

 

本書はその中でも比較的読みやすい作りになっています。

 

なので渋沢栄一について深く知りたい、

 

論語と算盤」という本があるのは知っていたけれど難しそうで手が伸びない

 

という人に向いていると思います。

 

少しずつでも噛み砕いて一度ならず二度三度と読んでいけば

 

読むたびにまた新たな発見があることでしょう。

 

本書の見所は題名にもある通り、

 

道徳観とビジネスを結びつけたことにあります。

 

多くの場合出世や金儲けに走るだけになりがちな現代社会を

 

論語を基とした道徳規範で律し、その結果として世の中の繁栄を築こうという

 

渋沢氏の熱い志が本書には溢れています。

 

論語というのは孔子が語った倫理観を弟子たちがまとめたものです。

 

渋沢氏は、孔子の後の儒学者達は論語について間違った伝え方をしていたと言います。

 

「金儲けは人を卑しくする」

 

この考え方に異議を唱えたのが渋沢氏です。

 

孔子は利殖が悪いとは言っていない。問題はそのやり方なのだ」

 

という信念が元になって本書は編まれました。

 

道徳とビジネス。

 

この2つの「武器」は決して足し算ではなく

 

かけ算によって乗数的に相乗効果を巻き起こすと思います。

 

車の車輪のようにどちらが欠けても前には進めません。

 

この本からはビジネス上のノウハウや知識を学ぶというよりも、

 

「金儲けは人を卑しくする」という概念に疑問を持ち実際の行動を通じて自分の信念を貫いた

 

渋沢氏の内面的な部分、道徳観を素直に学んでいくという読み方が良いと思います。

 

世界全体で見るとまだまだ成長余力のあるこの地球を舞台に、

 

この本を読んだ人の中から日本に留まらず世界の成長を支える人材が出ることを願ってやみません。

 

ご興味を持たれた方は是非ご一読下さい。

 

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さて今回の記事もいよいよ終盤に差し迫ってまいりました。

 

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今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回の投稿でお会い致しましょう。

 

【次回予告】

次回は、山本七平氏著「指導者の帝王学をご紹介致します。お見逃しなく!

 

臥龍健(がりゅうけん)でした。